1月25日(土)、ダブリン・ラボの新年会「雑煮ラボ」を開催しました。
さまざまなバックグラウンドをお持ちの参加者、総勢10名で、楽しい時間を過ごすことができました。

「雑煮ラボ」というネーミングの由来ですが、主催が我々ダブリン・ラボ、かつ、みんなで試行錯誤しながら作るから、実験みたいなイメージで「雑煮ラボ」です。
昨年の新年会は、会議室のような場所でお抹茶や鯛焼きをいただいたのですが、今回はお雑煮を作って食べてみようということになり、調理室での開催となりました。
作ったものは、福島と新潟のお雑煮、あんこ餅、そして縄文クッキーです。
当初、「私たち(ダブリン・ラボの私とはやひろさん)は11時から雑煮づくりを始めますので、食べたい人は出来上がる12時頃に来てください。調理台がたくさんあるので、もし何か作りたいという場合、11時頃からきて作ってください」とご案内しました。
で、ふたを開けてみたら、ほとんどの方が11時にいらっしゃったという…w。
そして、丁寧に雑煮の灰汁をとったり、餅の焼き加減を見てくださったり、洗い物や切り物をしてくださったり、私たちの手の及ばないところをさまざま手伝ってくださいました。
ありがとう…。

縄文クッキーは、食べられるどんぐり(マテバシイ)を使ったクッキー。縄文時代に縄文人が食べていたと思われるクッキーを、サイエンスライターのHさんが作ってくださいました。
この日のために拾っておいてくださったマテバシイをフライパンで炒るところからスタート。殻を割って中身を取り出し、胡桃も割って中身を取り出し、細かく刻んで、ウズラの卵や山芋と一緒にすり鉢で摺って…という、かなり力と手間のかかる工程です。
Hさんひとりで大変(でも私は雑煮で手一杯)! というところで、11時過ぎに続々集まってきた参加者の皆さんが、自然にクッキーづくりに参戦です。




「じゃあ私、ドングリ割りましょうか」「キッチンバサミで割ったらどうでしょう」とか、
いろいろやって、まさにワークショップでした。
皆の総力をあげて焼き上げ、お雑煮と一緒に食べることができました。
素朴な甘さがあって、オートミールのような食感でした。おいしかったです。

その他、洋菓子、和菓子(JAXAに関連するすごいお饅頭も!)、あんこ(お二人から!)、梅干し(こちらもお二人から!)、菜の花の和え物、いかにんじん(これは私!)、胡桃をすりつぶして甘みをつけた胡桃だれなど、いろいろなものをおもたせでいただきました。
胡桃だれに関しては、ちょっと驚きました。
こちらをお持ちくださったのは岩手出身のAさん。岩手では、雑煮の汁からお餅を取り出して胡桃だれにつけて食べるのだそう。初めての食べ方!
甘じょっぱくて美味しくて、みんなで感心しながら頂きました。


みんなで作ってみんなで食べる、楽しいですね。いい時間になったと思います。
本当ならここで、「今年のダブリン・ラボの企画会議」をしたいところでしたが、楽しいおしゃべりとご馳走を楽しんでしまい、ほぼ話せずじまいでしたw。
改めてはやひろさんと話し、皆様にもご相談しながら計画し、楽しい1年にしたいと思います。
2025年もよろしくお願いいたします。
