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文学座「オセロー」7月5日(金)ソワレ

イアーゴーが浅野雅博さん!

7月6日㈯に自分で主催したワークショップで「ロミオとジュリエット」を楽しんだ私ですが、前日の金曜日は文学座の「オセロー」を観に行きました!


今回浅野雅博さんがイアーゴーを演じるとのことで、絶対行かねばと思いました。
何を隠そう、私は浅野雅博さんがだいっすきなんでございます。


何というか、変幻自在な役者さんで、すっごい透明感があるんだよね~。ほんっとに好き。
今回、クセツヨの敵役、イアーゴーをなさるということで、楽しみで楽しみで。きっと一筋縄ではいかないイアーゴー(残忍さに加えてきっと哀しみとか感じちゃうはず…妄想…)になると思い、紀伊国屋サザンシアターにはせ参じました。


今回は横田栄司さんが体調不良から回復されて、かつ、オセローという大きな役に挑戦されるということで、そちらもとても嬉しかったです。
3時間という長いお芝居でしたが、集中力が切れることなく、どっぷり楽しむことが出来ました。


横田さんのオセローは、なんかとっても可愛らしかったです(意外!)。あの声、風貌からは想像できないほどの可愛らしさ、デズデモーナラブっぷり(演じるsaraさんという役者さんが、一点の曇りもない清楚さで、そりゃあオセロー、溺愛しちゃうでしょうよって感じでした)。


だからこそ、裏切られたと思ったら、愛してるけど殺すしかないってなってしまうんだろうなあ…。狂気をはらんだ後半の演技はすごかったなあ。現代にも通じるところがあるなあ…と思ったり(ダメ、絶対!)。


それにしたって、イアーゴーの言葉の巧みさよ。
でもなんであんなに、オセローを完膚なきまでに叩きのめしたかったんだろうなあ…。
こっちも、愛なのかなあ…。
とか、浅野イアーゴーを見ながら、ほんとにいろいろ考えてしまいました。


あと、嬉しかったのが、ロダリーゴーが石橋徹郎さんだったこと。イアーゴーにうまくやられて、最後一文無しになって殺される哀れな男ですが、浅野さんと石橋さんとの絡みが冒頭からあって、もう、垂涎でした。


浅野さんと石橋さんは、二人芝居で「モジョミキボー」とか、他にも「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」とか、名コンビのお芝居を夢中で観ていたっす(そうとう前の話になってしまったが…)。


そんなふたりが目の前でお芝居してて、悶絶してしまいました。
その他、エミリアの増岡裕子さんも素晴らしかったし、大満足でした。
帰り、トイレによってから出口に進んだら、浅野さんがお客さんとロビーでしゃべってました💗
トイレ行ってよかったな。


大量のチラシをもらったので見ていたら、パルテノン多摩に浅野さんと山路和弘さんと橋爪功さんが出るリーディングシアターのチラシが入ってるじゃないですか。
行くしかないですよ。
チケット予約だ!←こう書いた5分後に完了しております。楽しみ!

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