コロナ禍を振り返って

悪いことばっかりじゃなかったなあ

2020年の4月頭に緊急事態宣言が出てから3年あまり。
明日から新型コロナウィルス感染症が2類感染症から5類感染症へと変わることで、コロナ禍もようやく一段落ですね。

長かったですねえ・・・。
四六時中マスクをしなければならなかったり、「黙ナントカ」を始め行動に著しい制限が課せられたり、仕事にもプライベートにも大きな負担を強いられた3年間でした。

大変だったことは確かなのですが、振り返ってみるとそうそう悪いことばかりでもなかったと思ってしまうのは、楽天家の私だからでしょうか(一度も感染しなかったからかもしれませんが)。

というのも、コロナ禍で新しい体験をたくさんすることができたなと思うのです。
ほとんどが必要に迫られてのことですが、もしコロナ禍がなかったら絶対に体験していないことがたくさんあります。

例えば、Podcast。私は自分の話す声があまり好きではなく、話もあまりうまい方ではないと思っていたので、ひとりでは音声配信なんてとてもとても、考えられませんでした。
でも、「コロナ禍で学校に行けなくて困っている日本語学習者さんのために、Podcastで教材になるような番組をやろうと思うんだけど」と声を掛けていただいて、思い切ってやることにしました。それが2020年の6月です。

始めた頃は、私は日本語教育の専門家でもアナウンスの専門家でもないし、正直、リスナーの方にとってどうなのかなと思ったりもしました。
が、おかげさまで「こゆきさん(←私)のトーク、おもしろい!」と言っていただくこともあり、また番組自体も教育カテゴリの再生数トップクラスになったりと、なかなか高評価でここまで来ることができました。

私自身、自分のおしゃべりを客観的に聴くことができ、「そこまで悪くないじゃない」と思えたり、時には反省を他の場面(講義とか研修とか)に活かしたりと、自分のためにもなっているなと思います。

その他、大学の授業で使わざるを得なかったTeamsやGoogle Crassroomやmeet、webexなども今や普通に使いこなせるようになりましたし、オンデマンド教材を作ることもできるようになりました。

やればできるものですね。やってみると案外楽しかったりもしますし。
「人生に無駄なし。回り道もまた、道なり」とはよく言ったものです。
経験させていただくチャンスに感謝しながら、これからも前向きに動いていきたいと思います。
このホームページをそのプラットホームにします。

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