すっごく良かった。癖になりそう
曇りだけれど暖かく格好の山日和の11月16日(土)、高尾山中にある「秘密の場所」に、ハンモックフルネスのファシリテーターまあちゃんが我々を案内してくださいました。「秘密の場所」というだけあって、トップピーク時期にもかかわらず本当に人がいなくって、快適に楽しく山歩きができました。
山道を楽しくおしゃべりしつつ1時間ぐらい登っていくと、山の中腹ぐらいに少し開けた林のような場所が出現。そこがハンモックのスポットということでした。
まあちゃんに準備してもらったハンモックに座ってお弁当を食べたり、おしゃべりしたり、寝転がったり、思い思いに過ごし…。自然を満喫しながらリラックスしました。
ハンモックは初めての経験でしたが、座り心地や寝心地がものすごくよかったです。ハンモックに体を包まれると何か安心して、トウモロコシとかピーナッツの実みたいな気持ちになってきますw。
ハンモックはそこに生えている木を使って張るので、どう張るのかはまさに木次第、ブリコラージュです。結果的に、みんなバラバラな方向を向いて寝っ転がる感じになります。そうなると、やることもそれぞれ。
私は周囲の音に耳を澄ませながら自分の今ここに集中、まさにマインドフルネスを味わいました(結果、眠ったけどw)。と思えば、「今読んでいる闇バイトの本を真逆の清々しいこの場所で読んでみたい」という方がいたり、近くのハンモック同士でおしゃべりする人もいたりというように、1時間強くらい思い思いに過ごしました。
その後、まあちゃんが淹れてくれた温かいお茶を飲みながらみんなで若者や教育談義をしたりもしました(みんなの関心事が同じだったのです)。
まったりしたいい時間を過ごした後、ゆっくりと安全に気を配りながら下山し、ケガもなく無事帰ってくることができました~。
高尾山とはいえ、初心者にとってはちょっとしたサバイバル。尾根というんでしょうか、崖に面した細い山道を歩くことも多くてびくびくしていたのですが、まあちゃんが山のことをたくさん知っていて、参加者への配慮もすばらしい方だったので、めちゃくちゃ安心してついていくことができました。
また、まあちゃんは山や自然のお話も豊かで、おとなの社会科見学のようでした。同じ山なのに針葉樹と広葉樹がはっきり分かれてはえているのはなぜか、その歴史的な背景、地形の話、イノシシの痕跡の話、キノコや植物の話など、歩きながらたくさんの発見ができ、道中もとても贅沢な時間だったなあと思います。
今日になって思い返してみると、やはり非常にリフレッシュできたなという実感がありますねえ。日常の澱がクリアされるっていう感じでしょうか。ハンモックフルネスの効果ですね~。
それと、山歩きは健康に良いということは確信できました。でこぼこの坂を上ったり下りたりしますから、心肺機能や足腰を鍛えられそうだなあって思います。
また、普段感じることのない緊張感(足元をしっかり見ながら歩かないと転んじゃう! 谷底に転がり落ちないように慎重に歩かないと!みたいな)を一定の時間持ちながら歩く、っていうのもいいことだなと思いました。普段発動しない部分の本能を刺激して、使っていくというのも、生き物として重要なことなんじゃないかしら…と思いました。
靴も買ったことだし、これは山、いくしかないな。
ハンモックフルネス、今回はお弁当を食べたりのんびりしたりしましたが、工夫次第でいろいろなことができるそうです。今回の企画を主催したダブリン・ラボの相方、はやひろさんはお茶の修業をされているので、野点もいいですよね。ハンモック×野点、ぜひやりたいですね~。
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